学校休んで。。。
4年行人(こうじん)と1年いろはの母 ひさこです。
学校の休みに行人が初めてぴっぴの子供スタッフへ行った帰りの車内で
行「あー、楽しかった~」 私「そんなに、楽しかったんだね、よかったね」
行「うん!」ととても満たされた顔をしています。
しばらくして行人が「ねぇ、明日も学校を休んでぴっぴ行ってもいい??」と。
「え!!休んで!!!う~ん....」
お手伝いがしたい気持ちとぽろぴっぴを覗いてみたい気持ちから、ぽろぴっぴのランチ隊に参加した時、感じたことは『ぴっぴの森ってこんなにも静かなんだ』ということでした。ぴっぴのお迎えにくると森には子供達の声が響いています。
ぽろぴっぴの子供たちはカードゲームしたりネットの上でおしゃべりしたり広場で遊んだり思い思いの場所で、それぞれの時間をすごしていました。ぴっぴのこどもとは年齢の差もあるので遊び方が違うのは当たり前ですが、こんなにも森の表情が違うことに驚きました。1年のいろはがぽろぴっぴで毎回楽しみにしていることは、”高学年のお姉さんたちに可愛い髪型にしてもらうこと”です。ぴっぴの時とはやはり違う(笑)
ぽろぴっぴでは静かで心地よい森。ぴっぴでは楽しく賑やかな森。子供スタッフとして1日過ごした行人は、久しぶりにこの賑やかな森でぴっぴの頃のように遊び「学校休んで…」の発言につながったのでは!?今なら「いいよ、行っておいで!」と言ってあげればよかったかと思っています。
昨年度は「子供スタッフには絶対に行かない!」と言っていた行人が行く気になった理由として、末っ子の”にほ”がどんぐりとして通っていることと、たまたまこの日に4年の「悠太君」が来るとわかったからでした。子供スタッフに少し不安があった行人。ぴっぴに向かう車内でにほへ”俺と遊ぼう”と誘ってみたり“俺の知ってる子いるのかなぁ”と言っていました。
悠太が居るとわかり喜んで行くと決めた行人に私は「悠太と遊ぶために行くわけではないよ!」と言ってしまったくらい嬉しそうな顔をしていました。ぴっぴの4年間をともに過ごした悠太。ただただ、同じ空間に心許せる悠太がいることが行人には心強かったのでしょう。ぴっぴの森に着いた途端、悠太と2人話しながら森を一周し子供スタッフへ向かって行きました。仲間の存在は大きい。
行人がぽろぴっぴに通い始めて4年、私は行人はぽろぴっぴに行っては気持ちをリセットしているように感じています。家や学校でのモヤモヤを昔から行人をよく理解してくれている仲間、心許せる仲間、そっとそばで見守ってくれるスタッフのなかで心地よい時間を過ごし、思いっきり遊び気持ちをリセットしているように思います。だから、毎回ぽろのあとは満足そうな顔をして帰ってきています。そんな、仲間や場所を持つ行人を私はとてもうらやましく思います。
さて、一晩悩んだ行人。次の朝、朝食を終え「学校は楽しい。友達もいる。○○もあって楽しい」と自分に言い聞かせるようにつぶやき学校へ行きました。
そして、行人が子供スタッフに行ったその日、1年のいろはも子供スタッフに。そして末っ子のにほもどんぐりとしてぴっぴの森へ。決してないと思っていた3人同時にぴっぴの森へ。3人が思い思いに遊び、ぴっぴの森の中で時間を共有できたことは私にとってとても幸せな1日でした。
